食中毒にご用心
[食中毒の原因]
食中毒の原因となるものは、フグや毒キノコのように生物が本来持っている毒によるもの、毒性のある化学物質による中毒などがありますが、なんといっても多いのは、細菌によって起こる食中毒です。
細菌性食中毒の場合、実は原因食品には腐敗臭などは無く、外見では判別できないことがほとんどです。
[食中毒の対策]
原因菌によって中毒症状は様々です。下痢や嘔吐だけで済む場合もあれば、O−157や、ボツリヌス菌による中毒のように、死亡することもあるのです。
食中毒の可能性がある場合、決して勝手に下痢止めや抗生物質を服用してはいけません。水分の補給に気をつけながら、症状がひどい場合はかならず医師に相談しましょう。
ボツリヌス菌が原因の食中毒は、視覚障害や言語障害などの神経症状が主なので、発見が遅れがちです。呼吸困難から死亡することもあり、助かっても全快までは時間がかかります。早期発見に努めましょう。
[食中毒予防の原則]
一般家庭の冷蔵庫は、開閉などによって温度が正しく保ちにくいので、過信してはいけません。
普段からきちんと手入れをして、物は詰め過ぎず、生鮮食品はなるべく早く食べるなどを心がけてください。
手やまな板などから細菌が食物に付着する場合も多いものです。
調理前には手を洗い、まな板や包丁は消毒する、生肉や魚を扱ったあとの調理器具を洗わずに生食用の野菜の調理に使わない、などの注意が必要です。
調理したものは、付着した菌が増えないうちになるべく早く食べましょう。肉や卵を使ったサンドイッチなどは常温なら2-3時間以内に食べれば安心です。